第三回「ネイティブアメリカン自然との共生の智恵体験ワークショップ」参加報告その3

 密度の濃い夜を過ごし、今回はゆっくりと天然温泉も堪能して就寝。

 次の日は早めに起きだして森を散歩。天気もよくて、思ったよりも暖かい朝でした。
 昨年来たときに見つけたお気に入りの木に挨拶をして、デブリハットを眺めつつ、広場を抜けて昨日とは逆のルートをゆっくりとフォックスウォークとワイドアングルビジョンで歩きます。

 相変わらず朝から元気に鳴くうぐいすたち。上空をさーっと飛び抜けて行った大きな鳥たち。

 広場のあたりから聞こえていたきれいな鳥さんの声。いったいどこで鳴いているんだろうと声をたよりに歩いて行くと、10メートルほど先の木立にそれらしき鳥が木から木へ渡って行くのがみえました。驚かせないようワイドアングルビジョンを保ちつつ5メートルほど近づいて立ち止まり、鳥さんの観察開始。
 しばらくすると、鳥さんが近くの木までやってきました。セキレイぐらいの大きさで、全体的に黒い中、羽の一部が鮮やかな黄色をしています。とにかくきれいな声なので、ほれぼれしながら佇んでいると、なんと鳥さんは目の前の通路に降りて来て、時々立ち止まりつつトントンと弾みながら目の前を横切って、道の反対側の林へまた飛んで行きました。

 きっと、「何か変なものがさっきからあるけど、なんだろう?」と私を偵察に来たのかもしれません。

 その後、しばらくその鳥さんと抜きつ抜かれつ道を進み、出口の近くまでくると鳥さんは私が帰るのを見届けたぞと言わんばかりに林の奥へと戻って行きました。

 テラスに戻ってから朝食までまだ時間があり、ちょうどラブフルートの片付けをしていたきのさんをお手伝い。片付け終わってまだ少し時間があったので、誘われてSHOさんとキノさんとフルートの「朝吹き」をさせていただきました。
 10分ほどしか無かったのですが、お気に入りの木のところまで行って、貸していただいたフルートに赤井川の森へ感謝の想いを込めて吹きました。
 朝のここちよい空気の中で吹くフルートはとっても気持ち良い〜体験でした。
 お手伝いするといいことがありますね(笑)。

 そして、お楽しみの朝食タイム。外のテラスでいただきました。

2日目朝食

 ↑おなかにやさしいおかゆにみそ汁、旬のめぐみいっぱいのおかずが並びます。

 朝食後、トラッキングの講義。
 動物の足跡の分類や見分け方のポイントなどを学習。

 そしていよいよ火起こしです。
 その前に、昨日作ったデブリハットをもとの状態に戻しに行きました。
すべてをバラバラにし、最終的には作る前と同じ状態に戻し、何も無かったかのようにします。戻し終わって帰るとき、お昼用に燃えにくいななかまどの枝などをそれぞれ数本集めて持って行きました。

 お昼のメインはインディアンのパン、パナックというものを作り、それを先ほどの枝に巻き付けて焚き火で焼いて食べるというお楽しみがあります。
 しかし、その前に火を起こさなければなりません。もしかして、誰も火を起こせなかったら昼飯にありつけないかも?!そんな密かな恐怖もはらみつつ(笑)の火起こし開始です。

つづきは、また。
全部報告する前に忘れそう^^;

第三回「ネイティブアメリカン自然との共生の智恵体験ワークショップ」参加報告その2

デブリ2

 ↑写真は女子4人で作ったデブリハット。

 聖なる優先順位というのがあって、サバイバルにおいてまず無ければならない大事なものは、水でも食料でもなく、体温を保持出来る「シェルター」の確保。
 続いて水、火、食料となるのですが、人間は水は3日、食ベものは30日取らなくてもなんとかなるそうです。ですが寒さ、体温の低下は凍死につながりますよね。そして、安全な場所というのがあるだけで、精神的にも落ち着けます。

 ということで、大事なシェルター、デブリハットという、落ちているもの(デブリ)を利用して作る寝床作りを3班に分かれて製作開始。
 基本となる長い枝を、入り口となるだいたい人が肩幅に足を開いたぐらいの高さと幅に2本の枝を組み合わせて支えます。そして長い枝に立てかけるように太い枝を並べて行って、最終的に枯れ葉などをその上に盛って、隙間なく覆います。

 私たちの班は女子4人での製作となりました。
はじめの場所探しと、基本の骨組みを立てるのに苦労して、20分間の製作時間では若干すかすかの仕上がりでしたが、ちょっと広めで、地面に枯れ葉を敷き詰めた分、寝心地はまずまずいい感じ♪で出来ました。
 場所選びについては、風向きや平坦かどうかも大事ですが、材料の確保も結構大変なので、その辺も考えて選ばないといけないんだなぁと思いました。あとは基本の枝をたくさん並べないとせっかく枯れ葉をのっけても、はらはらと隙間から下に落ちてしまって、なかなか隙間が埋まりませんでした。あとは時間との戦い(笑)。ワイドアングルビジョンも最後は忘れて落ち葉集めに奔走してました...(^^;)。

 その後、明日の火起こしに向けて二子先生の実演とお話を聞き、最後におのおの好きな場所で20分ほど瞑想タイム。
 夕方になって風もおさまってきたので、私は森を背にして開けた場所を眺めながら、外と内との感覚を感じるようにしました。うまく感覚はつかめませんでしたが、うぐいすのさえずりが山に反響して響くのを聴いたり、5時のチャイムが鳴り終わった後に、ぱったりとうぐいすの声が止んだのがおもしろいなぁ〜などと思いながら時間は過ぎて行きました。

 時間になって、感覚を広げたままテラスに戻り、夕食タイム。
写真を撮りそこねたのですが、その名も「コヨーテカレー」というスープカレーを炊事担当のお二人が腕によりをかけて作ってくれていました。
 コヨーテはいたずらが好きなんだそうで、いたずらをしかけられた人はびっくりするわけですが、そのときの反応はたいがい本性が出るそうです。そんなネーミングのカレーですから心して食さなければ(笑)と思いつつ、瞑想で感覚が広がって敏感になっているうちにしっかりと食材を味わうために、最初の5分間は皆黙って食べることに。
 見た目は色鮮やかで、いろいろな食材が入っていて、食欲をそそります。スープを一口すすると、???!今までに食べたことの無い不思議な味わい!まろやかで、苦みがあって、でも甘みもあって、でもスパイスも効いてて...薬膳、漢方系な感じの、初めての感じ。でもおいしいのですよ、これが!具のひとつ、たらの芽の素あげは春のおいしさがぎゅっと詰まっていて、スープと相性ばっちり♪手作りのハムも最高でした(^^)。沈黙の5分の後は皆で感想を言い合ったり、材料を推理したり、レシピを聞く人もいたり。私はスープをおかわりしちゃいました。

 食後はいよいよ夜の部担当講師、SHOさんのラブフルートライブと講習会。
SHOさんの音色はほんとに素敵で、またお話やちょっとした言葉ひとつひとつにはっとさせられることが多々あります。自分の息を感じ、心を感じながら、最終的にひとつの音として、フルートを通して表現される・・・言葉にできない思いをフルートに託し、伝える。ただ吹くのと、思いを持って、感じて吹くのとでは、ほんとうに音が違ってくるんですよね。あらためて実感。
 最後はみんなで声を出しつつ、一つの太鼓を一定のリズムで叩きます。心臓の鼓動を感じ、呼吸を感じ、無心に叩き、声を出す。外とつながること、内とつながること。いろいろなことが頭をめぐりますが、最終的にはすべてを体にリズムにゆだねてここちいい時間でした。

つづきはまた。


第三回「ネイティブアメリカン自然との共生の智恵体験ワークショップ」参加報告その1


森のテラス

 5月16、17日の一泊二日、赤井川にある「森のテラス」(↑写真)にて行われました、第三回「ネイティブアメリカン自然との共生の智恵体験ワークショップ」に参加してきました。
 昨年の5月の第1回目に参加して、いろいろと気づきや出会いをいただいて、その後の生活にも今考えるとかなり影響をうけ、転機ともなるワークショップでした。
 その後7月に初級編、9月に中級編という形で開催され、今回は同じ初級編の内容ではありましたが、復習を兼ね、また違ったおもしろそうな企画もあり、何より、「自然の中に行きたい!」という欲求が強かったのもあって、参加することにしました。

日輪
 
 二日間ともほぼよい天気で、薄くかかった雲に日輪が(二日とも!)出ていました。

 一日目は11時に集合し、外でお昼を食べながら軽く自己紹介や講師の方のお話を聞き、さっそく森の中に入ってワークショップ開始。
 視覚や聴覚を広げるワイドアングルヴィジョン、森の中を目立たず歩くフォックスウォークや呼吸を意識しつつ瞑想etc・・・。
 そして森の中の広場まで行き、いよいよ焚き火です。

穴の空いた木

 ↑まるで天然のラブフルート!この穴も自然に塞がっていくそうです。

ティピ型薪

 ティピ(ネイティブアメリカンのテント)型に枝(薪)を立てて火をつけて(このときはマッチで火をつけます。)燃やします。
 昨年は小さくてあっという間に燃えてしまったので、今回は少し大きめにして、じっくり楽しむことに。
 まずは場所を選んで10センチほどの円形に穴を掘り、そのまわりを燃えそうなものがないようにきれいにします。そして細いものは鉛筆の芯ほどの枝から鉛筆くらいか少し太い枝まで集め、ティピ型に組みます。中に着火材となる枯れ葉などを入れて準備終了。
 私は日当りがよく風が比較的おだやかな場所を選び、風上に入り口(火をつけるところ)をもってきました。そして風下にできるだけ太い枝を並べました。

火がついたところ

 ネイティブアメリカンは火にも命が宿っていると考えていました。なので、生まれた火は燃え尽きて死ぬまでちゃんと面倒をみます。
 一見燃え尽きたように見えても、ふーっと息を吹きかけると炭になった枝が赤々と光り、息をかけ続けると、ぼっとまた炎が燃え上がります。立てた枝がすべて燃え尽きるように何度もそれを繰り返します。
 今回は風が強かったのもありうまく枝が立てられず、支えに枝を何本か地面にさしたものが結局燃え残ってしまいましたが、それ以外はほとんど燃えて、ややしばらく、火と無心になって戯れていました。みょうにリラックスして、ごろんと横になりながらふーふーと、何度となく息を吹きかけて、炎が復活するさまを楽しみました。
 完全に燃え尽きて、火の命が絶えたあとは、残った炭を丁寧に揉んで粉々にし、土と混ぜ合わせて最終的には何も無かったように、もとの状態に戻して終了。

デブリハット

 次に3班に分かれてのシェルター作りなのですが、長くなったので、また後日。

復習&リフレッシュ

気がつけば、5月も半ば。
バイトはまだまだ体が慣れないというか、右手の平に筋肉ついたのか、左手に比べて厚みが倍?!
7月が終わる頃にはどうなっているのかちょっと心配。

そんな中、16、17と一泊二日で赤井川に行ってきました。
昨年も参加させていただいた、ネイティブアメリカン・サバイバル技術ワークショップ。
昨年とはまた違った感動を味わいつつ昨日は家路についたわけですが、一晩経った今日になって、あちこち虫さされを発見。歳をとると毒のまわりも遅くなるのか?
いまさら痒くなって来ちゃったじゃないか!
それはさておき、また後日、参加の様子や感想など、写真とともにご紹介したいとおもいます。

そして、帰って来た昨日、KFSから絵本グランプリに出した作品が戻って来ていました。
こちらもHPのほうに、後日アップしたいと思います。
5月中はなにかと忙しくなってしまったので、落ち着いた6月中にはHP改装もじっくり取り組めるかな、と自分に期待...。とりあえず、HPの表紙だけは替わってます(^^:

個展を終えて。

個展_2

個展会場のcafeICHIDAさんから美術館の庭を望む。

個展_1

窓を背に、入り口の方を撮るとこんな感じ。

 2009年4月8〜12日、初めての作品展を開催、無事終了いたしました。
 遅くなりましたが、期間中、会場のcafeICHIDA様を初め、ご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。忙しい中お手伝いしてくださったお友達、家族にも感謝です。

 なにもかも初めてのこと。
 でも、初個展はcafeICHIDAでやりたい!と思ったときから、漠然としたイメージはあって、わりとそのイメージ通りにできたのではないかと思っています。

 カフェギャラリーという特性上、不特定多数のお客様が出入りするわけで、お茶のついでに目をとめて下さる方もいらっしゃいましたが、まったく見向きもしない人のほうが多いのもまた現実。
 そんな中、いろいろと声をかけてくださったり、アドバイスを下さった方もいらっしゃって、個展をやる意味の重要性をあらためて実感。ひとつひとつ、心に留めて、今後の活動に活かして行こうと思います。

 とりあえず、しばらくは自分自身を充実させる作業をし、十分パワーを蓄えて、また新たな創作活動に備えて行こうと思っています。
 そろそろHPも改装したいし!って、ずーっと言ってる気がする...。


 先週から平日4日ほど遺跡発掘の作業員として働き始めました。今のところまだ土をひたすら掘るだけなので、体力的にはかなりきついですけど、毎日良い汗かいています。
 5月の中頃には昨年も参加したネイティブアメリカンサバイバル技術講習会に今年も復習を兼ねて参加することになりました。また新たな試みもありそうなので、今からとても楽しみです。
 おすすめ本としてトム・ブラウン・ジュニアさんの「ヴィジョン」(徳間5次元文庫)は、現在まだ読んでいる最中ですが、すごいです!読んでいて、感動したり、反省したり、泣きたくなったり、ほんとうにいろいろと考えさせられることばかりです。講習会までには読み切って、より充実した体験ができるようにしたいです〜。ネイティブアメリカンに興味のある人も無い人も、ぜひ読んでみて下さい。
プロフィール

Author:haru
絵描き兼アクセサリー職人
イラストギャラリー「haru's Gallery」
webshop「haru工房」

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ