
↑写真は女子4人で作ったデブリハット。
聖なる優先順位というのがあって、サバイバルにおいてまず無ければならない大事なものは、水でも食料でもなく、体温を保持出来る「シェルター」の確保。
続いて水、火、食料となるのですが、人間は水は3日、食ベものは30日取らなくてもなんとかなるそうです。ですが寒さ、体温の低下は凍死につながりますよね。そして、安全な場所というのがあるだけで、精神的にも落ち着けます。
ということで、大事なシェルター、デブリハットという、落ちているもの(デブリ)を利用して作る寝床作りを3班に分かれて製作開始。
基本となる長い枝を、入り口となるだいたい人が肩幅に足を開いたぐらいの高さと幅に2本の枝を組み合わせて支えます。そして長い枝に立てかけるように太い枝を並べて行って、最終的に枯れ葉などをその上に盛って、隙間なく覆います。
私たちの班は女子4人での製作となりました。
はじめの場所探しと、基本の骨組みを立てるのに苦労して、20分間の製作時間では若干すかすかの仕上がりでしたが、ちょっと広めで、地面に枯れ葉を敷き詰めた分、寝心地はまずまずいい感じ♪で出来ました。
場所選びについては、風向きや平坦かどうかも大事ですが、材料の確保も結構大変なので、その辺も考えて選ばないといけないんだなぁと思いました。あとは基本の枝をたくさん並べないとせっかく枯れ葉をのっけても、はらはらと隙間から下に落ちてしまって、なかなか隙間が埋まりませんでした。あとは時間との戦い(笑)。ワイドアングルビジョンも最後は忘れて落ち葉集めに奔走してました...(^^;)。
その後、明日の火起こしに向けて二子先生の実演とお話を聞き、最後におのおの好きな場所で20分ほど瞑想タイム。
夕方になって風もおさまってきたので、私は森を背にして開けた場所を眺めながら、外と内との感覚を感じるようにしました。うまく感覚はつかめませんでしたが、うぐいすのさえずりが山に反響して響くのを聴いたり、5時のチャイムが鳴り終わった後に、ぱったりとうぐいすの声が止んだのがおもしろいなぁ〜などと思いながら時間は過ぎて行きました。
時間になって、感覚を広げたままテラスに戻り、夕食タイム。
写真を撮りそこねたのですが、その名も「コヨーテカレー」というスープカレーを炊事担当のお二人が腕によりをかけて作ってくれていました。
コヨーテはいたずらが好きなんだそうで、いたずらをしかけられた人はびっくりするわけですが、そのときの反応はたいがい本性が出るそうです。そんなネーミングのカレーですから心して食さなければ(笑)と思いつつ、瞑想で感覚が広がって敏感になっているうちにしっかりと食材を味わうために、最初の5分間は皆黙って食べることに。
見た目は色鮮やかで、いろいろな食材が入っていて、食欲をそそります。スープを一口すすると、???!今までに食べたことの無い不思議な味わい!まろやかで、苦みがあって、でも甘みもあって、でもスパイスも効いてて...薬膳、漢方系な感じの、初めての感じ。でもおいしいのですよ、これが!具のひとつ、たらの芽の素あげは春のおいしさがぎゅっと詰まっていて、スープと相性ばっちり♪手作りのハムも最高でした(^^)。沈黙の5分の後は皆で感想を言い合ったり、材料を推理したり、レシピを聞く人もいたり。私はスープをおかわりしちゃいました。
食後はいよいよ夜の部担当講師、SHOさんのラブフルートライブと講習会。
SHOさんの音色はほんとに素敵で、またお話やちょっとした言葉ひとつひとつにはっとさせられることが多々あります。自分の息を感じ、心を感じながら、最終的にひとつの音として、フルートを通して表現される・・・言葉にできない思いをフルートに託し、伝える。ただ吹くのと、思いを持って、感じて吹くのとでは、ほんとうに音が違ってくるんですよね。あらためて実感。
最後はみんなで声を出しつつ、一つの太鼓を一定のリズムで叩きます。心臓の鼓動を感じ、呼吸を感じ、無心に叩き、声を出す。外とつながること、内とつながること。いろいろなことが頭をめぐりますが、最終的にはすべてを体にリズムにゆだねてここちいい時間でした。
つづきはまた。